カテゴリー別アーカイブ: 仮想

Waffle Cell起動時にエラーメッセージが出た(VM)

Q:Aterm WG2600HM4を購入し、インストール手順書のとおり、PCに
Virtualbox → Waffle Cell VM for Atermとインストールしました。

インストールが完了し、起動しようとしましたが、エラーメッセージが出ており、起動しません。

※下図のようなエラーメッセージではなく、設定変更後OKボタンがグレーアウトしてしまいクリックできない場合もあります。

A:BIOSの設定で「仮想化無効(Disable)になっている」ことが原因と考えられます。BIOSの設定で 仮想化(Virtualization Technology)を有効(Enable)にしてください。

BIOS起動の方法はF2、DeleteとPCによってキーが異なります。BIOSの画面内容もPCにより異なります。 主なものは下記の通りです。

(1)system configuration → Virtualization Technology → Enabled
(2)advanced → intel VTX → Enabled(下図)

エラーが出たPCでは上図のようにintel VTXがDisableになっていたので、Enableにしたところ、Waffle Cellが正常に起動しました。

Youtubeにも手順を紹介する動画があります。こちら以外にも
「virtualisation」「vt-x」で検索してみてください。

 

VirtualBoxのWindows起動時に青いRecoveryの画面が出てしまう(v1,v2)

Q:仮想PC(VirtualBox)からWindowsを起動しようとしたところ、青いRecoveryの画面が出てしまい、起動できない。

A:下記の手順でVirtualBoxの設定を変更してください。

上記の青いRecobery画面が出たら、下記の手順で仮想PCのWindowsを閉じます。
VirtualBoxのメニューで、仮想マシン → 閉じる → 仮想マシンの電源オフ

仮想PCのWindowsを終了したらVirtualBoxのメニューから
設定 → システム → [プロセッサ]タブ → PAE/NXを有効化 にチェックを付けます。

これで青いRecoveryの画面が出ず、Windowsが起動します。

 

VirtualBoxのWindowsでインターネットに接続できない(v1,v2)

「VirtualBox内にインストールされたWindows」からインターネットに接続できない場合があります。

Waffle Cell機本体背面にLANケーブルの差込口(仮にA,Bとします)が2つある機種の場合、差込口AにLANケーブルを差し込んでいるのに仮想デスクトップ内のVirtulaBoxの設定がBになっているとインターネットに接続できません。

【 1 】VirtulaBoxを開いている状態で、設定 → ネットワーク → [アダプター]タブ 名前を変更してください。画像では「enp2s0」となっていますが、▼をクリックして他の選択肢に順番に変更してみてください。

【 2 】上記【 1 】で解決しない場合。
気がつかない内に「アダプタータイプ」を変更してしまい、インターネットに接続できなくなってしまったという事例もあります。「名前」を順番に変更してもインターネットに接続できない場合、「アダプタータイプ」も順番に変更してみてください。

VirtualBoxにWindows10をインストールしたらロゴマークで固まる(v1,v2)

「VirtualBox内にインストールされたWindows」を起動したところ、ロゴマークで固まってしまう場合があります。
原因が確定したわけではありませんが、出荷してから年数の経っているWaffle Cell機で、表題の現象が発生する場合があります。

不具合が発生する手順:
仮想デスクトップの[アプリケーション] → Oracle VM VirtulaBox起動 → 仮想マシン新規作成 → VirtulaBoxの設定をした後[起動]クリック → isoファイル選択

下記の画面で固まってしまう。

 

回避方法

参考リンク:
仮想PCにWindowsをインストール

まずは固まったWindows10を閉じます。VirtualBoxの画面に移り、起動したWindowsの仮想マシンを右クリック → 閉じる → 電源オフをクリックしてください。(VirtualBoxのバージョンによって画面は異なります)

上記参考リンクは仮想PCにWindowsをインストールする手順ですが、「名前とオペレーティングシステム」の画面、バージョンを
Windows10 ではなく、
Other Windows を選択してください。

次に表示される「ファイルの場所とサイズ」の画面で、
ディスク容量を32GBにしたらインストールが途中で止ってしまった、
100GB以上にしたら止まらずに行ったという事例があります。
余裕のあるディスク容量を設定してください。

その他の設定項目は初期値のままでOKです。

VirtualBoxのWindowsでファイルサーバーに繋がらない(v1,v2)

Q:VirtualBoxにインストールしたWindowsを起動しましたが…
(1)Waffle Cellファイルサーバーに接続できません。
(2)仮想PC(VirtualBox)のWindowsでブラウザを起動してもインターネットに接続できません。(Yahoo等が開かない)

 

A:VirtualBoxの画面を開き、
設定 → [ネットワーク]ケーブル接続
にチェックが入っているかご確認ください。このチェックが入っていないと仮想PCからインターネットに接続できません。

 

※仮想PCからWaffle Cellのファイルサーバーに接続できない場合、まずは仮想PCのブラウザからインターネットに接続できるか確認してください。

(1)仮想PCからファイルサーバーに接続できない
(2)仮想PCからインターネットに接続できない

上記2つの接続ができないにも関わらず、

(3)LANの外側からWaffle CellのTopページに接続できる。
  https://<ホスト名>.wafflecell.com
(4)クライアントPCからWaffle Cellのファイルサーバーに接続できる
(5)仮想デスクトップのブラウザからインターネットに接続できる

場合は「ケーブル接続」のチェックの有無が原因である可能性が高いです。

 

 

Chromebookで仮想デスクトップ接続

Chromebookで仮想デスクトップに接続する方法は2つあります。最初は【 1 】ブラウザからログインし、慣れてきたら【 2 】VNC Viewerでログインするといいでしょう。

【 1 】Chromebookのブラウザ
Waffle CellのTopページを開く → メニューから仮想デスクトップを選びログイン

バージョン
Waffle Cell Topページ URL
Waffle Cell v1,v2,
RS-100L
l.<ホスト名>.wafflecell.com
例 l.example.wafflecell.com
Aterm WG2600HM4 <ホスト名>.wafflecell.com
例 example.wafflecell.com

 

【 2 】VNC Viewer
(1)いつものchromeウェブストアで、VNC Viewer for Google Chromeをインストール。

(2)Chromebookのキーボード左端の虫めがねのようなキーを押下。
アプリ一覧からVNC Viewer for Google Chromeを選択。

(3)VNC Viewerのログイン画面。(長いので写真では途中で切れている)

バージョン000
Waffle Cell Topページ URL
Waffle Cell v1,v2,
RS-100L
l.<ホスト名>.wafflecell.com
例 l.example.wafflecell.com
Aterm WG2600HM4 <ホスト名>.wafflecell.com
例 example.wafflecell.com

VNC番号は、Waffle CellのTopページ → 仮想デスクトップで、一覧表示される。

(4)「Unencrypted Connection」という警告が出たら Connect クリック。

(5)Chromebook用のVNC Viewerで、仮想デスクトップを表示できました!

仮想デスクトップが突然停止した

Waffle Cell v1

L.<ホスト名>.wafflecell.com 管理者でログイン。
preinst03
サービス追加 クリック。
** サービス一覧のアップデート ** 実行
[Update]分野 – Waffle Cell アップデートTLS/SSL インストール。
仮想デスクトップ インストール。

 

Waffle Cell v2

仮想デスクトップのログイン画面を表示し、[再起動]を実行してください。

 

VirtualBoxのアップデートが出た

仮想デスクトップでVirtualBoxを起動すると、VirtualBoxのアップデートを知らせるメッセージが出る場合があります。

※Waffle Cell v1

下記の手順でVirtualBoxのアップデートを行ってください。

  1. VirtualBox内にインストールされているWindowsを終了する。
  2. Waffle Cellの管理ページにログイン。
  3. サービス追加にあるUpdateの [** サービス一覧のアップデート **] を実行。
  4. 「その他」にある 仮想PC(パソコン) – VirtualBox Uの「U」をクリックし、最新版をインストール。

アップデートの実行前・実行後にバージョン確認するといいでしょう。

仮想デスクトップ画面左上アプリケーション → システムツール → Oracle VM VirtualBoxとクリックし、VirtualBox起動。
VirtualBoxのメニュー ヘルプ → VirtualBoxについて
で、バージョン確認できます。

vbox

※Waffle Cell v2

現行バージョンのVirtualBoxをそのまま使っても問題ありません。アップデートはせず、そのままお使いください。

ダウンロード → インストールという作業は行わないでください。

※v1v2に限らず、VirtualBoxのアップデートは入ったが、弊社の対応が済んでいないもしくは現行バージョンを継続使用して問題ない場合は U をクリックしてもアップデートされません。
この場合、VirtualBoxをそのまま使っても問題ありませんので弊社の対応(動作確認等)が完了するのをお待ちください。

Waffle Cell内にWindowsを複数導入できるか

複数の人がWaffle Cellを利用していて、
「私のVirtualBox内のWindowsを他の人に操作してほしくない」という場合、各ユーザーが自分の仮想デスクトップ内のVirtualBoxにWindowsをインストールすることができます。

【 1 】どこに作るか
既存のWaffle Cellユーザーの仮想デスクトップ内に作るか、
新規にWaffle Cellユーザーを作成し、その中に作るかです。

新規にWaffle Cellユーザーを作成する場合

  1. Waffle Cellと同じLAN内にあるPCで、
    Waffle Cell Topページにアクセス。
  2. Waffle Cell管理者名・Waffle Cell管理者パスワードを入力してログイン。
  3. 新規にWaffle Cellユーザー作成。
  4. 新規作成したWaffle Cellユーザーを「仮想デスクトップ」で有効にする

【 2 】作成
Windowsをインストールする仮想デスクトップにアクセスし、画面左上
アプリケーション → システムツール → Oracle VM VirtualBox
で仮想PCを作成し、Windowsをインストールします。

【注意点】
Waffle Cell機本体のメモリが16GBで、VirtulBoxに既にWindows10 64bitインストールされているとします。
既存のWindowsにメモリを余裕を持って8GB取っていた場合、6GBに変更した後、2つめのWindowsをVirtulBoxにインストールします。新規にインストールするWindowsのメモリも6GBに設定すれば、6GB+6GBで4GBの余裕があります。

Waffle Cell機本体のCPUの処理能力もポイントになります。あまり遅いCPUの場合、Windowsを2つインストールできてもCPUパワーが追いつかないことも考えられます。

既存の仮想PCのWindowsのメモリ設定を変更するには仮想PCのWindowsをスタートボタンから終了後、仮想デスクトップ画面左上
アプリケーション → システムツール → Oracle VM VirtualBox → [設定]アイコン → [システム]タブ → [マザーボード]タブ
で、「6144MB」などと指定します。
memory

VirtulBoxにWindowsをインストールする詳細、その他:

Waffle Cell v1

仮想デスクトップ
仮想PCの作り方

Waffle Cell v2

仮想デスクトップ
仮想PCにWindowsをインストール

 

※インストールする分、Windowsのライセンスを購入する必要があります。

※Waffle Cell v1の方は「Waffle Cellユーザー名」を「Waffle Cellユーザー名」と置き換えてお読みください。