カテゴリー別アーカイブ: ファイルサーバー

共有フォルダのファイルが「読み取り専用」となってしまう

ファイルサーバー上に保存されているファイルを開こうとしても読み取り専用になってしまう、あるいは変更した後保存できない、表示・印刷は問題なくできるというような場合は、ファイルのアクセス権限を確認して下さい。

仮想デスクトップ、Windowsのエクスプローラー(Windowsキー+E)で変更可能です。

仮想デスクトップで変更

(1)仮想デスクトップを開く。
(2)画面左上、[場所] → 該当ファイル右クリック → プロパティ → [アクセス権]表示

ここで[アクセス]が全て「読み書き」になっているか確認します。「読込み専用」の場合はアクセス権を変更する必要があります。

ただし、アクセス権を変更できるのは所有者だけになります。 図例では「所有者」はjiroになっています。この場合は、アクセス権を変更できるのはユーザjiroになります。自分が所有者でない場合は「所有者」に「読み書き」に変更するよう依頼してください。

Windowsで変更

(1)エクスプローラー(Windowsキー+E)を起動し、該当ファイルのプロパティを表示。
(2)[セキュリティ]タブ everyoneのアクセス許可を「書き込み 可」に設定。

もし「読み書き 可」に設定したにも関わらず、設定が反映されない場合はWaffle Cellを再起動してください。再起動の仕方につきましてはこちらをご覧ください。

ファイルサーバーに接続できない「ローカルデバイス名は既に使用されています」

Q:ファイルサーバー(※)にPドライブを割当てています。
「P:を次に接続しようとしてエラーが発生しました
Microsoft Windows Network: ローカルデバイス名は既に使用されています。この接続は復元されませんでした。」
とエラーメッセージが出て、ファイルサーバーに接続できなくなってしまいました。

※ファイルサーバーの例

Waffle Cellのバージョン ファイルサーバーの形式
Waffle Cell v1,v2
RS-100L
¥¥L.example.wafflecell.com¥user-name¥
(ホスト名の前に l. あり)
Aterm WG2600HM4 ¥¥example.wafflecell.com¥user-name¥
(ホスト名の前に l. なし)

A:いくつか対応策があります。下記の順番で対応してください。

(1)Waffle Cell・ルーターの再起動。手順はこちらをご覧ください。再起動で改善されない場合、他のPCで接続してどうかご確認ください。他のPCで問題なく接続できるのであれば、お手元のクライアントPCの設定に問題があるものと考えられます。

(2)コントロールパネル – サービス – Workstation の再起動で直った事例があります。
手順はこちらをご覧ください

(3)Pドライブの割当てを切断し、
¥¥L.example.wafflecell.com¥user-name¥ を直接エクスプローラーのアドレスバーに入力してください。ネットワークドライバの切断はエクスプローラーでできます。

 

ファイルサーバーに接続できない「Z:を次に接続しようとしてエラーが発生しました」

Q:ファイルサーバーに接続するため、エクスプローラーを起動しそのアドレスバーに
「¥¥L.example.wafflecell.com¥・・・」と入力したが、下記のようなエラーが出て接続できない。


※エラーメッセージはWindowsのバージョン等により若干異なる場合があります。

A:原因は2017年12月のWindowsアップデートの影響のようです。2018年以降にアップデートされたWindows10でも本件のエラーが確認されました。

下記の手順で操作してください。
※あくまでオプション設定の変更です。SMB1をインストールするとかそういう必要はありません。

(1)お手元のクライアントPCで
[スタート]-[Windows システム ツール]-[コントロール パネル] とクリックする。

(2)[プログラム]-[プログラムと機能] の順にクリックする。

(3)[Windows の機能の有効化または無効化] をクリックする。

(4)「SMB 1.0/CIFS ファイル共有のサポート」の「SMB 1.0/CIFS クライアント」のチェックを有効にする。例図ではクライアントのみにチェックがついているが、もしそれで繋がらない場合は全部チェックする。

(5)[OK]をクリックする。

(6)お手元のクライアントPCを再起動する。

 

仮想デスクトップ・仮想PCからDVDドライブにアクセス(v2)

仮想デスクトップ・仮想PCからWaffle Cell本体のDVDドライブにアクセスできません。ローカルPCのドライブにDVDを挿入し、Waffle Cellのファイルサーバーにコピーしてください。

例:
ローカルPCでエクスプローラー(Windowsキー+E)起動。
DVDドライブはFドライブとした場合
FドライブのDVDの内容 → ¥¥L.example.wafflecell.com¥suzuki¥dvd¥
にコピーすることができます。

ファイルサーバーにコピー後、仮想デスクトップ・仮想PCから
¥¥L.example.wafflecell.com¥suzuki¥dvd¥ にアクセスしてください。

ファイルサーバー上のファイルを編集できない

Q:ファイルサーバー上に保存されているファイルを変更した後保存できない。表示・印刷は問題なくできる。

A:ファイルのアクセス権限を下記の手順で確認します。

(1)仮想デスクトップを起動。
(2)画面左上、[場所] → 該当ファイル右クリック → プロパティ → [アクセス権]表示
access
ここで[アクセス]が「読み書き」になっているか確認します。

※もし「読み書き」がグレー表示になっている場合
「所有者」はjiroになっています。Aさんが作成したファイルのプロパティをBさんが開くとこのようにグレー表示に なります。この場合は「所有者(上図の場合はjiro)」に「読み書き」に変更するよう依頼してください。

また「読み書き」に設定したにも関わらず、設定が反映されない場合はWaffle Cellを再起動してください。

ファイルサーバーに異なる「Waffle Cellユーザー名」でログイン

「LAN内PC」がWindows PCの場合、Windowsの仕様により、ファイルサーバーに異なる「Waffle Cellユーザー名」でログインする時、Windows PCを再起動する必要があります。

ケース1:
Windows PCでファイルサーバーに例えばsuzukiという「Waffle Cellユーザー名」でログイン。
次に、同じWindows PCでsatoという「Waffle Cellユーザー名」でログインしようとすると、ログインできない。

Windowsの仕様により、異なるWaffle Cellユーザー名でログインするときはいちいちPCを再起動する必要があります。Windows PCを再起動した後、satoでファイルサーバーにログインします。

ファイルサーバーにログインする時、「資格情報を記憶する」にチェックを付けると、次回以降のログイン時いちいち 「Waffle Cellユーザー名」「Waffle Cellパスワード」を入力する手間を省けますが、異なる「Waffle Cellユーザー名」でログインする時は、ログイン情報を削除し、PCを再起動する必要があります。

ファイルサーバーからのログアウト:
コントロールパネル→ユーザーアカウント→資格情報の管理  クリックsikaku2

Windows資格情報の中の下記項目を削除します。Waffle Cellのバージョンにより下記の2種類があります。
(1) L.<ホスト名>.wafflecell.com
(2) <ホスト名>.wafflecell.com

 

ケース2:
資格情報を削除したのにやはりログインできない場合。

例えば、次のような状況が考えられます。
Windowsローカルユーザー名 → suzuki、パスワード → 12345678。
Waffle Cellユーザー名 → suzukiの設定があり、Waffle Cellパスワード → 12345678。

Windowsローカルユーザー名=Waffle Cellユーザー名、
Windowsパスワード=Waffle Cellパスワード
という状況で、Windowsにログインすると、資格情報を削除していても自動的にWaffle Cellユーザー名 suzukiのファイルサーバーにログインされてしまい、Waffle Cellユーザー名satoのファイルサーバーにはログインできません。

回避するには、suzukiのWindowsパスワードまたはWaffle Cellパスワードのどちらかを変更してください。

 

※Waffle Cell v1の方は「Waffle Cellユーザー名」を「一般ユーザー名」と置き換えてお読みください。

 

ネットワークドライブ接続認証記憶

ネットワークドライブ接続時、「Waffle Cellユーザー名」「Waffle Cellパスワード」を記憶させる方法。

WindowsでSAMBAで設定されたネットワークドライブに接続するとき、「Waffle Cellユーザー名」「Waffle Cellパスワード」を入力します。そのとき、「資格情報を記憶する」にチェックを付けておけば、次回接続時「Waffle Cellユーザー名」「Waffle Cellパスワード」の入力を省略できますが、場合によってはできないことがあります。
sikaku1

その場合、下記の手順で記憶することができます。
Windowsで
コントロールパネル – 資格情報マネージャー – Windows資格情報の追加 クリック
sikaku2

次に表示される画面で下記のように入力。

  1. インターネットまたはネットワークのアドレス
    (1)Waffle Cell v1,v2,RS-100Lをお使いの場合
     L.<ホスト名>.wallflecell.com
     (例 L.example.wallflecell.com)
    (2)Aterm WG2600HM4をお使いの場合
     <ホスト名>.wallflecell.com
     (例 example.wallflecell.com)
  2. ユーザー名:Waffle Cellユーザー名
  3. パスワード:Waffle Cellパスワード

これにより次回からネットワークドライブ接続時の「Waffle Cellユーザー名」「Waffle Cellパスワード」の入力を省略できます。

※Waffle Cell v1の方は「Waffle Cellユーザー名」を「一般ユーザー名」と置き換えてお読みください。