作成者別アーカイブ: Waffle Computer

Waffle Computer について

Waffle Computer が提供する Waffle Cell で快適なライフスタイルを目指しています。

Ubuntuのアップデート

下記の操作は絶対に行わないでください。
『Waffle Cellにモニターやキーボードをつなげ、パスワードを入れてログイン、アップデートマネージャーでアップグレードを行うこと』

上記操作を行うと、Waffle CellのOSであるUbuntuがメジャーアップデートされ(例:バージョン12 → 14)、Waffle Cellが正常に動作しなくなり、すべての再セットアップが必要になってしまいます。

Ubuntuのマイナーアップデート(Waffle Cell v1であれば12.04.1 → 12.04.2)は行うことが可能です。その場合は必ずWaffle Cell本体からではなく、同じLAN内のPCから管理ページに接続し、「サービス追加」にあるUpdateの中の、「基本OS(Ubuntu12.04.*)のアップデート」で行なってください。

ファイルサーバーに異なる「Waffle Cellユーザー名」でログイン

「LAN内PC」がWindows PCの場合、Windowsの仕様により、ファイルサーバーに異なる「Waffle Cellユーザー名」でログインする時、Windows PCを再起動する必要があります。

ケース1:
Windows PCでファイルサーバーに例えばsuzukiという「Waffle Cellユーザー名」でログイン。
次に、同じWindows PCでsatoという「Waffle Cellユーザー名」でログインしようとすると、ログインできない。

Windowsの仕様により、異なるWaffle Cellユーザー名でログインするときはいちいちPCを再起動する必要があります。Windows PCを再起動した後、satoでファイルサーバーにログインします。

ファイルサーバーにログインする時、「資格情報を記憶する」にチェックを付けると、次回以降のログイン時いちいち 「Waffle Cellユーザー名」「Waffle Cellパスワード」を入力する手間を省けますが、異なる「Waffle Cellユーザー名」でログインする時は、ログイン情報を削除し、PCを再起動する必要があります。

ファイルサーバーからのログアウト:
コントロールパネル→ユーザーアカウント→資格情報の管理  クリックsikaku2

Windows資格情報の中の下記項目を削除します。Waffle Cellのバージョンにより下記の2種類があります。
(1) L.<ホスト名>.wafflecell.com
(2) <ホスト名>.wafflecell.com

 

ケース2:
資格情報を削除したのにやはりログインできない場合。

例えば、次のような状況が考えられます。
Windowsローカルユーザー名 → suzuki、パスワード → 12345678。
Waffle Cellユーザー名 → suzukiの設定があり、Waffle Cellパスワード → 12345678。

Windowsローカルユーザー名=Waffle Cellユーザー名、
Windowsパスワード=Waffle Cellパスワード
という状況で、Windowsにログインすると、資格情報を削除していても自動的にWaffle Cellユーザー名 suzukiのファイルサーバーにログインされてしまい、Waffle Cellユーザー名satoのファイルサーバーにはログインできません。

回避するには、suzukiのWindowsパスワードまたはWaffle Cellパスワードのどちらかを変更してください。

 

※Waffle Cell v1の方は「Waffle Cellユーザー名」を「一般ユーザー名」と置き換えてお読みください。

 

ネットワークドライブ接続認証記憶

ネットワークドライブ接続時、「Waffle Cellユーザー名」「Waffle Cellパスワード」を記憶させる方法。

WindowsでSAMBAで設定されたネットワークドライブに接続するとき、「Waffle Cellユーザー名」「Waffle Cellパスワード」を入力します。そのとき、「資格情報を記憶する」にチェックを付けておけば、次回接続時「Waffle Cellユーザー名」「Waffle Cellパスワード」の入力を省略できますが、場合によってはできないことがあります。
sikaku1

その場合、下記の手順で記憶することができます。
Windowsで
コントロールパネル – 資格情報マネージャー – Windows資格情報の追加 クリック
sikaku2

次に表示される画面で下記のように入力。

  1. インターネットまたはネットワークのアドレス
    (1)Waffle Cell v1,v2,RS-100Lをお使いの場合
     L.<ホスト名>.wallflecell.com
     (例 L.example.wallflecell.com)
    (2)Aterm WG2600HM4をお使いの場合
     <ホスト名>.wallflecell.com
     (例 example.wallflecell.com)
  2. ユーザー名:Waffle Cellユーザー名
  3. パスワード:Waffle Cellパスワード

これにより次回からネットワークドライブ接続時の「Waffle Cellユーザー名」「Waffle Cellパスワード」の入力を省略できます。

※Waffle Cell v1の方は「Waffle Cellユーザー名」を「一般ユーザー名」と置き換えてお読みください。

 

VPN接続できない(1)DMZ設定(v1 v2)

外部からVPN接続できない場合、ルーターを2つ繋げるなど特殊な環境でなければDMZ設定により接続することができます。(本Q&AはWaffle Cell 1台を導入していることを想定しています)

Waffle Cell v1とv2で画面内容が異なります。下記【 1 】は共通ですが、【 2 】以降は該当バージョンの説明をお読みください。

【 1 】ルーターの再起動
DMZ設定を行う前にルーターの再起動を行います。
ルーターの電源コードを抜き、10秒位数えて電源コードを差してください。これでルーターが再起動されます。

※Waffle Cell v1

【 2 】DMZ設定
ルーターの再起動をしてもVPN接続できない場合はDMZ設定を行います。
(1)LAN内PCでブラウザを開き、下記のように入力してWaffle CellのTOPページを開く。

https://L.<ホスト名>.wafflecell.com/
例 https://L.example.wafflecell.com

画面右下「管理ページ」をクリックすると、Waffle Cellログイン画面が表示されますので、「管理者ユーザー名」「管理者パスワード」を入れログイン。
preinst03

(2)ログイン後、画面右「DMZオプション設定」をクリックし、DMZ設定を有効にする。同時に画面にローカルIPアドレスが「n.n.n.n」という形で表示されるので、この数字をメモ書き。
※DMZ設定した時点で、外からWaffle Cellに接続できなくなります。

※nは任意の数字。IPアドレスの例「192.168.100.219」
dmz

(3)「使用中のルーター名 DMZ」でWEB検索し、お使いのルーターのDMZ設定を行う。DMZ設定するときに(2)でメモ書きしたローカルIPアドレスを入力する。

これで外部から接続が可能になるはずです。

※Waffle Cell v2

【 2 】DMZ設定
ルーターの再起動をしてもVPN接続できない場合はDMZ設定を行います。
(1)LAN内PCでブラウザを開き、下記を入力。

https://L.<ホスト名>.wafflecell.com/
例 https://L.example.wafflecell.com

 

(2)Waffle Cell管理TOPログイン → [セキュリティ] → DMZ設定 と進む。

(3)下記のような画面が表示されたら、
「有効」にチェックを付け、
ローカルIPアドレスが「n.n.n.n」という形で表示されるので、この数字をメモ書き。

(4)「使用中のルーター名 DMZ」でWEB検索し、お使いルーターのDMZ設定を行う。DMZ設定するときにメモ書きしたローカルIPアドレスを入力する。

これで外部から接続が可能になるはずです。

 

仮想デスクトップ・VirtualBox内のWindowsの違い

仮想デスクトップ
Waffle Cell上に仮想のデスクトップを作り、外部のPCやタブレットから操作する事ができます。

VirtualBox内のWindows
Waffle Cell上に作った仮想デスクトップの中にVirtualBoxをインストールし、その中にWindowsをインストール作ることができます。

usekpc01

※参考 仮想デスクトップと仮想PCの比較

 仮想デスクトップと仮想PCが混乱しやすいので、両者の違いをまとめました。

  仮想デスクトップ VirtualBox内のWindows
 インストール先 Waffle Cellの中 Waffle Cellの中の
仮想デスクトップの中の
VirtualBoxの中
 メモリ 仮想PCよりは消費が少ない ユーザー数が増えると消費量が大きくなる
 ソフトウェア 追加インストールできない。
予め用意されているソフトウェアのみ使用可能。
WordやExcel等Windowsソフトをインストール可能

◆Waffle Cell v1,v2 と Waffle Cell VM
下記の違いも混乱しやすいのでご注意ください。
【 1 】Waffle Cell v1,v2
(A)Waffle CellにVirtualBoxがインストールされている。
(B)その中のWindowsがインストールされている。

【 2 】Waffle Cell VM(Aterm WG2600HM4に搭載)
(1)自宅PCにVirtualBoxがインストールされている。
(2)その中にWaffle Cell VMがインストールされている。
(3)その中にVirtualBoxがインストールされている。
(4)その中にWindowsがインストールされている。

上記(B)と(4)は同じように仮想のWindowsとなっています。

 

◆取説ページ
「仮想デスクトップと仮想PCの違い」もご覧ください。詳しい説明が載っています。