VirtualBoxのWindows起動時に青いRecoveryの画面が出てしまう(v1,v2)

Q:仮想PC(VirtualBox)からWindowsを起動しようとしたところ、青いRecoveryの画面が出てしまい、起動できない。

A:下記の手順でVirtualBoxの設定を変更してください。

上記の青いRecobery画面が出たら、下記の手順で仮想PCのWindowsを閉じます。
VirtualBoxのメニューで、仮想マシン → 閉じる → 仮想マシンの電源オフ

仮想PCのWindowsを終了したらVirtualBoxのメニューから
設定 → システム → [プロセッサ]タブ → PAE/NXを有効化 にチェックを付けます。

これで青いRecoveryの画面が出ず、Windowsが起動します。

 

VirtualBoxのWindowsでインターネットに接続できない(v1,v2)

「VirtualBox内にインストールされたWindows」からインターネットに接続できない場合があります。

Waffle Cell機本体背面にLANケーブルの差込口(仮にA,Bとします)が2つある機種の場合、差込口AにLANケーブルを差し込んでいるのに仮想デスクトップ内のVirtulaBoxの設定がBになっているとインターネットに接続できません。

【 1 】VirtulaBoxを開いている状態で、設定 → ネットワーク → [アダプター]タブ 名前を変更してください。画像では「enp2s0」となっていますが、▼をクリックして他の選択肢に順番に変更してみてください。

【 2 】上記【 1 】で解決しない場合。
気がつかない内に「アダプタータイプ」を変更してしまい、インターネットに接続できなくなってしまったという事例もあります。「名前」を順番に変更してもインターネットに接続できない場合、「アダプタータイプ」も順番に変更してみてください。

VirtualBoxにWindows10をインストールしたらロゴマークで固まる(v1,v2)

「VirtualBox内にインストールされたWindows」を起動したところ、ロゴマークで固まってしまう場合があります。
原因が確定したわけではありませんが、出荷してから年数の経っているWaffle Cell機で、表題の現象が発生する場合があります。

不具合が発生する手順:
仮想デスクトップの[アプリケーション] → Oracle VM VirtulaBox起動 → 仮想マシン新規作成 → VirtulaBoxの設定をした後[起動]クリック → isoファイル選択

下記の画面で固まってしまう。

 

回避方法

参考リンク:
仮想PCにWindowsをインストール

まずは固まったWindows10を閉じます。VirtualBoxの画面に移り、起動したWindowsの仮想マシンを右クリック → 閉じる → 電源オフをクリックしてください。(VirtualBoxのバージョンによって画面は異なります)

上記参考リンクは仮想PCにWindowsをインストールする手順ですが、「名前とオペレーティングシステム」の画面、バージョンを
Windows10 ではなく、
Other Windows を選択してください。

次に表示される「ファイルの場所とサイズ」の画面で、
ディスク容量を32GBにしたらインストールが途中で止ってしまった、
100GB以上にしたら止まらずに行ったという事例があります。
余裕のあるディスク容量を設定してください。

その他の設定項目は初期値のままでOKです。

ファイルサーバーに接続できない「Z:を次に接続しようとしてエラーが発生しました」

Q:ファイルサーバーに接続するため、エクスプローラーを起動しそのアドレスバーに
「¥¥L.example.wafflecell.com¥・・・」と入力したが、下記のようなエラーが出て接続できない。


※エラーメッセージはWindowsのバージョン等により若干異なる場合があります。

A:原因は2017年12月のWindowsアップデートの影響のようです。2018年以降にアップデートされたWindows10でも本件のエラーが確認されました。

下記の手順で操作してください。
※あくまでオプション設定の変更です。SMB1をインストールするとかそういう必要はありません。

(1)お手元のクライアントPCで
[スタート]-[Windows システム ツール]-[コントロール パネル] とクリックする。

(2)[プログラム]-[プログラムと機能] の順にクリックする。

(3)[Windows の機能の有効化または無効化] をクリックする。

(4)「SMB 1.0/CIFS ファイル共有のサポート」の「SMB 1.0/CIFS クライアント」のチェックを有効にする。例図ではクライアントのみにチェックがついているが、もしそれで繋がらない場合は全部チェックする。

(5)[OK]をクリックする。

(6)お手元のクライアントPCを再起動する。

 

接続できない – 内から繋がるが、外から繋がらない

Q:同じLAN内にあるPC等からWaffle Cellに繋がるが、外の回線からは繋がらない。
エラー789が出る場合もある。

A:下記の点確認してください。

【 1 】RS-100Lの初期設定で「ルーター自動設定」をしているか
Waffle Cell の利用を開始する前に、RS-100Lで「ルーター自動設定」を行なう必要があります。
※RS-100L をブリッジモードで利用している場合「ルーター自動設定」は不要です。

「ルーター自動設定」については、RS-100L
導入編「2-3 ルーター自動設定」をご覧ください。

【 2 】二重ルーターの確認
管理Topで「Waffle Cell管理者名」入力、ログイン → [高度な設定]各種情報 → 二重ルーターの設定が「正常」になっているか。

「正常」の場合は問題ありませんが、赤色で「二重ルーター」と表示されている場合は、Waffle Cell機本体をおおもとのルーターに接続してください。

※RS-100Lを使っていて、赤色で「二重ルーター」と表示されている場合は、RS-100L以外にルーターがあります。この場合次のどちらかを選択してください。
(1)『RS-100L以外のルーター』を外して、RS-100Lをルーターとして使う。
(2)RS-100Lを「ブリッジモード」に設定する。

【 3 】プロバイダーに下記の点を確認

  • お使いの回線がIPv4になっているか。
    IPv6では外から繋がりません。
  • グローバルIPアドレスが割り当てられているか。
    マンション全体で1つのグローバルIPアドレスが割り当てられ、各戸はローカルIPアドレスが割り当てられているような環境ではWaffle Cellは設置できません。

【 4 】再起動
(1)Waffle Cell v1,v2をお使いの場合
こちらのページを元にWaffle Cell機本体の再起動を行ってください。

(2)RS-100Lをルーターモードでご利用の場合
こちらのページを元に本製品の再起動を行ってください。

(3)RS-100Lをブリッジモードでお使いの場合
RS-100Lをこちらのページを元に終了(shutdown)し、
『RS-100L以外のルーター』の電源を抜き、
3秒待った後『RS-100L以外のルーター』の電源を挿し、
5分待って本製品の電源を入れて下さい。

【 5 】Waffle Cellの設定
管理Topログイン → [セキュリティ]VPNのみ許可を「有効」
にすると、外からのアクセスができなくなります。このオプションは「無効」にしておいてください。

【 6 】UPnPが無効になっていないか
(1)Waffle Cell v1,v2をお使いの場合
ルーターが何らかの原因により「UPnPが無効」になっている場合があります。「UPnPを有効」に設定後、『ルーター』・Waffle Cell機本体の再起動をします。

(2)RS-100Lをブリッジモードでお使いの場合
『RS-100L以外のルーター』のUPnPの設定が有効・無効のどちらになっているかを確認して下さい。『RS-100L以外のルーター』のUPnPが無効になっている場合は「UPnPを有効」に設定後、『RS-100L以外のルーター』・本製品の再起動をします。

尚、RS-100L自体にUPnPの設定はありません。

【 7 】DMZ設定(Waffle Cell v1,v2)
ルーターがUPnP機能をサポートしていない場合や、サポートしていても不完全なサポートである場合は、DMZ設定を行います。なお、UPnP機能をサポートしていないルーターはかなり特殊なルーターになりますので、ほとんどのルーターではこの設定は不要です。

  1. Waffle CellのDMZ設定を有効にし、
  2. 『ルーター』にWaffle CellのローカルIPを設定する

◆DMZ設定の手順
(1)Waffle Cellに接続しているPCでブラウザを開き、下記を入力。

https://L.<ホスト名>.wafflecell.com/ 
例 https://L.example.wafflecell.com/

 

(2)Waffle Cell管理Top画面で「Waffle Cell管理者名」を入力してログイン → [セキュリティ]DMZ設定 と進む。

(3)下記のような画面が表示されたら、
「有効」にチェックを付け、
ローカルIPアドレスが「n.n.n.n」という形で表示されるので、この数字をメモ書き。

(4)「使用中のルーター名 DMZ」でWEB検索し、お使いのルーターのDMZ設定を行う。DMZ設定するときにメモ書きしたローカルIPアドレスを入力する。

これで外部から接続が可能になるはずです。

※本説明のポイント
・Waffle CellでDMZ設定をする。
・『ルーター』でWaffle CellのローカルIPを設定する。
上記2つの設定を両方行ってください。どちらか1つだけでは目的の動作はしません。

【 8 】Windows10 Fall Creators UpdateにUpdateした後、VPN接続しようとすると633 Errorが出た場合【Ver1709】
こちらのサイトに従って、WAN Miniportを1つずつアンインストールしてください。
※既にWindows10のバージョン1709以上に上がっているので、該当する事例は少ないと思います。

【 9 】LANケーブルが正しく接続されているか
LANケーブルが老朽化すると端子の先端部分の爪がユルユルになり、插入されていてもデータが通らなかったという事例があります。この場合は新品のLANケーブルに交換することで解決しました。

接続できない – 内からも外からも繋がらない場合

Q:LANの外側にあるPCからだけでなく、LANの内側にあるPCからもWaffle Cellに接続できません。LANの内側にあるPCからもWaffle Cellにアクセスできないので、管理Top画面から設定を直すこともできません。

A:
【 1 】ブラウザのエラー画面表示をご確認ください。
(1)「安全な接続ではありません、このサイトは安全ではありません」
SSL証明書を正しく取得できなかった可能性があります。本製品を再起動してください。
→ 再起動・終了のやり方はこちらをご覧ください。

(2)「ページ読み込みエラー、接続がタイムアウトしました」(Firefox)
「応答時間が長すぎます」(Google Chrome)
→ Waffle Cellに完全に繋がっていないので、【 2 】に進んでください。

【 2 】
(1)Waffle Cell v1,v2、RS-100L(ブリッジモード)をお使いの場合
本製品をこちらのページを元に終了(shutdown)し、
ルーターの電源を抜き、
3秒待った後ルーターの電源を挿し、
5分待って本製品の電源を入れて下さい。

(2)RS-100L(ルーターモード)をお使いの場合
こちらのページを元に本製品の再起動を行ってください。

【 3 】マンションでグローバルIPが1つあり、各戸にはローカルIPを割り振っている場合があります。この場合Waffle Cellに接続することはできません。グローバルIPにつきましてはプロバイダーにお問合せください。

【 4 】LANケーブルが正しく接続されているか
LANケーブルが老朽化すると端子の先端部分の爪がユルユルになり、插入されていてもデータが通らなかったという事例があります。この場合は新品のLANケーブルに交換することで解決しました。

Waffle Cellが遅い

Q:弊社スタッフがWaffle Cellを使っていますが、Waffle Cellが遅い(重い)と言われています。対策はありますか。またWaffle Cellは1度に何人まで使えますか。

 

A:遅くなる原因としては

(1)回線
(2)メモリ不足によるスワップ
(3)RDPの設定

です。確認方法は

(1)別の回線経由で試してみる。
(2)メモリを 確認する。
Waffle Cellと同じLAN内にあるPCで、Waffle Cellの「アプリ画面」を開き、[高度な設定]各種情報の「利用可能メモリ」を開きます。サクサクに使うには、仮想デスクトップはユーザー1人当り2GB、VirtualBox内にインストールしたWindowsはユーザー1人当り6~8GBを必要とします。
(3)RDPの画面色数を16ビット以下にします。

 

1度に何人くらいまで使えるかという点ですが、使う機能により異なり、一概には言えません。Nextcloud, Mattermostであれば数十人でも大丈夫です。ファイルサーバー(NAS機能)を使う場合もコピーするファイルサイズによります。

VirtualBoxのWindowsでファイルサーバーに繋がらない(v1,v2)

Q:VirtualBoxにインストールしたWindowsを起動しましたが…
(1)Waffle Cellファイルサーバーに接続できません。
(2)仮想PC(VirtualBox)のWindowsでブラウザを起動してもインターネットに接続できません。(Yahoo等が開かない)

 

A:VirtualBoxの画面を開き、
設定 → [ネットワーク]ケーブル接続
にチェックが入っているかご確認ください。このチェックが入っていないと仮想PCからインターネットに接続できません。

 

※仮想PCからWaffle Cellのファイルサーバーに接続できない場合、まずは仮想PCのブラウザからインターネットに接続できるか確認してください。

(1)仮想PCからファイルサーバーに接続できない
(2)仮想PCからインターネットに接続できない

上記2つの接続ができないにも関わらず、

(3)LANの外側からWaffle CellのTopページに接続できる。
  https://<ホスト名>.wafflecell.com
(4)クライアントPCからWaffle Cellのファイルサーバーに接続できる
(5)仮想デスクトップのブラウザからインターネットに接続できる

場合は「ケーブル接続」のチェックの有無が原因である可能性が高いです。

 

 

Chromebookで作成したファイルをWaffle Cellに保存

Q:Chromebookで作成したワープロ文書、表計算ファイルをWaffle Cellのファイルサーバーに保存するにはどうしたらいいか。

 

A:Chromebookで文書作成して保存しようとすると、保存先としてGoogleドライブ、ダウンロード(ローカル領域)はありますが、Waffle Cellのファイルサーバーはありません。

下記サイトに従って、「File System for Windows」をChromebookにインストールするといいでしょう。

ChromebookをWindowsファイル共有サーバーに接続する方法

「File System for Windows」をインストールしたら各項目を下記の通り入力するといいでしょう。

サーバーのIPアドレス Waffle Cell v1,v2,RS-100L
l.<ホスト名>.wafflecell.com
 例 l.example.wafflecell.com

Aterm WG2600HM4
<ホスト名>.wafflecell.com
 例 example.wafflecell.com

ユーザーのパスワード Waffle Cellパスワード
サーバーの端末名 Waffle Cellユーザー名

上記インストール後、
Chromebook付属のテキストエディタで文書入力 → 保存をクリックすると、それまで出なかったWaffle Cellのファイルサーバー

 L.<ホスト名>.wafflecell.com または
 <ホスト名>.wafflecell.com

がサイドメニューに表示され、テキストファイルをWaffle Cellのファイルサーバーに保存することができるようになります。

Chromebookで仮想デスクトップ接続

Chromebookで仮想デスクトップに接続する方法は2つあります。最初は【 1 】ブラウザからログインし、慣れてきたら【 2 】VNC Viewerでログインするといいでしょう。

【 1 】Chromebookのブラウザ
Waffle CellのTopページを開く → メニューから仮想デスクトップを選びログイン

バージョン
Waffle Cell Topページ URL
Waffle Cell v1,v2,
RS-100L
l.<ホスト名>.wafflecell.com
例 l.example.wafflecell.com
Aterm WG2600HM4 <ホスト名>.wafflecell.com
例 example.wafflecell.com

 

【 2 】VNC Viewer
(1)いつものchromeウェブストアで、VNC Viewer for Google Chromeをインストール。

(2)Chromebookのキーボード左端の虫めがねのようなキーを押下。
アプリ一覧からVNC Viewer for Google Chromeを選択。

(3)VNC Viewerのログイン画面。(長いので写真では途中で切れている)

バージョン000
Waffle Cell Topページ URL
Waffle Cell v1,v2,
RS-100L
l.<ホスト名>.wafflecell.com
例 l.example.wafflecell.com
Aterm WG2600HM4 <ホスト名>.wafflecell.com
例 example.wafflecell.com

VNC番号は、Waffle CellのTopページ → 仮想デスクトップで、一覧表示される。

(4)「Unencrypted Connection」という警告が出たら Connect クリック。

(5)Chromebook用のVNC Viewerで、仮想デスクトップを表示できました!